実家のBZ11型日産・キューブが2017年8月で車検を迎えます。走行距離が短く、最低限のメンテナンスも行っているので、費用を節約するために陸運局に持ち込みユーザー車検に初めて挑戦。その記録と次回用のメモ。
はじめに
下記のウェブサイトを参考に準備。ちょうど行く予定だった兵庫陸運部での手続きだったのでかなり助かりました。
経過
事前にインターネットで検査日を予約する。ユーザー登録が必要。
当日、車を駐車場に止めて隣の自動車整備会館に行き自賠責を継続加入。電球やワイパーなどの自動車部品も販売されていました。後でまたお世話になることになります。
さらに隣の自動車会館に行って書類一式と収入印紙を購入。これまでの車検証を持っていけば収入印紙の代金は窓口の人が教えてくれるのでそれに従って払う。たぶんここでも自賠責は加入できるっぽい。
陸運部の建物に行って見本の通りに書類を記入して受付。予約番号を聞かれたので予約確認メールの印刷を提示。なお整備点検は車検後に実施する予定なのでその旨を伝えます。受付が終わったら車に戻って検査レーンに行く。ホイールキャップがある場合はあらかじめ取り外しておく。(真夏の暑い時期なので家を出るときにあらかじめ外しておいた)
検査レーンに並び検査場が近づいてくると係員の人が出てきて灯火類・ワイパー・ホーン・タイヤなどの確認。指示に従ってウインカーやライトをつけたり消したり。
と、ここで、「ブレーキランプが点いてないですけど」との声。家を出るときに念のためにと確認したのに…! ハイマウントストップランプが切れてしまったようです。電球を交換するか、ランプそのものを取り外すか(この年式だと必須ではないらしい)を勧められました。この時点で再検査確定ですがとりあえずレーンに並んでいるのでそのまま検査場に入って他の個所の点検を行います。
前方の表示に従って、ブレーキかけたり、40km/hでパッシングしたり。ブレーキを思いっきり蹴飛ばすように踏んでしまったせいなのか、ローラー台から出られなくなってしまいましたが、係員の人に手伝ってもらってなんとか脱出できました。ありがとうございます。他の個所は問題なかったので電球を調達して再検査に挑みます。
再検査
検査場の駐車場に一旦止めてさてどうしたものかと考えてたら、さっき行った自動車整備会館に部品を売っていたことを思い出しました。切れた電球を持って行って「同じものありますか?」と聞いたら職員さんが丁寧に対応していただきました。たぶん大手自動車用品店よりも丁寧かと。いやはや助かりました。
新しい電球に交換してちゃんと点灯するのを確認してからもう一度検査レーンに並びます。今度は検査係員からOKをもらいました。
検査場の最後のところで確認のサインをもらって、書類一式を持って陸運部の建物に戻ります。手続きに必要な印鑑とか書類を車に置き忘れて行ったり来たりしたので手間取りましたが、無事に新しい車検証とシールが発行されました。
費用
- 自賠責: 25,830円
- 検査手数料: 1,700円
- 自動車重量税: 34,200円
- 書類一式: 30円
- T20シングル電球: 219円 (ハイマウントストップランプの交換)
合計は61,979円になりました。登録からついに13年になってしまったので重量税が高くなってしまいました。なお、車検の後に予定していた整備点検については今回は車検案内のDMをくれていた販売店に依頼しました。部品交換がなかったので12,000円ほどでしたが他のところに頼めばもう少し安いかもしれません。
費用と手間を天秤にかけると、すごく忙しいときは自分でやらなくてもいいけど、そうでないなら休暇がてら自分でやってもいいかな、という感想でした。
メモ・雑記
- 自賠責は自動車会館でも手続きできるみたい。不安な場合は会館内の事務所でいくらか払えば書類作成を代行してもらえるよう。
- トラックの運転士さんは自分でユーザー車検を受ける人が多いみたい。
- 今回は書類一式を購入したが本当に必要な書類はカウンター列の後ろにあるラックに置いてるっぽい。(お金かかってるのは点検整備記録簿の分だけ?購入してから気づいたがちゃんと見てないので次行ったときに確認してみる)
- 国内最大手メーカーの高級ラインの担当者?は車検場でも車を磨いていた。新車のようだったのでこれから納車なんだろうか?
- 2回目の検査の時は他の検査を省略するために指示通りに通過ボタンを押したが、タイミングが悪かったせいか、あるいはうっかりハザードをつけていなかったせいか、そのまま測定機械が自動的に出てきてしまった。
- 13年乗ってやっと走行距離60000kmを超えました。前回車検時(2年前から)の差分は約6000km。カーシェアの方がコスト安そうではある。