来週前半がピーク
師走に入りなにかと慌ただしい日が続く時期になってしまいましたが、個人的にこの時期に気になるのは、夜の天気予報。毎年12月中旬に観測できるふたご座流星群の極大が近づいてきました。今年は12月11日が新月なので観測の条件がとてもよさそうです。
国立天文台 ふたご座流星群 2015年
http://www.nao.ac.jp/astro/sky/2015/geminids.html
撮影用メモ
残念ながら前後の日程に用事があり、また天気予報がいまひとつなので、撮影するかどうかはわかりませんが、撮影する場合を想定してメモ。ご参考まで。
持ち物
- カメラと広角レンズとレリーズ
いわずもがな。
- ポータブル赤道儀と微動雲台
広角レンズではあまり必要性は高くないので、面倒くさくなったら大型の三脚で代用可能
- 懐中電灯
あらかじめ赤いフィルターを貼っておくと、明順応が穏やかになり、暗いところ→明るいところに移動したときの眩みが軽減されます。逆も同様。僕は自転車につけているテールランプを代用しています。
- アルカリ電池以外の電池
12月となり寒くなってきたので予備を含めて機材の電池をチェック。アルカリ電池は低温だと極端に性能が落ちるので避けた方が無難。リチウム電池は低温に強いもののたしか内部抵抗が結構大きくて電流を大きく消費する機器には使いにくい。というわけで、単三形であればエネループに代表されるニッケル水素充電池、カメラ用には予備の専用電池(今どきのデジカメならたぶんリチウムイオン電池)をおすすめします。
- カイロ
防寒とレンズに付着する露の防止に。ただし灰式のカイロがよいとされていましたがすっかり見かけなったので、別のものでの代用を考えた方がよいのですが、今のところ実績なし。使い捨てカイロだと水分が出るので取り付け方を注意した方がベター。電気式のカイロは未知数。ハクキンカイロは熱量が高すぎるので機材を傷めそうなので今ひとつではないかと予想。
- ラジオ
時報ごとに時間を知るためと、真っ暗なところだとかなり孤独な感じになるので。スマホだと明るすぎるので個人的にはいまひとつな感あり。
条件はよいのであとは天気を祈るのみ。晴れると放射冷却で寒くなるので、観測の際は防寒対策もお忘れなく。